地球温暖化?もう寒冷化が始まっている。

温暖化、温暖化と騒いでいるが、まともな気象学者なら今の地球は氷期と間氷期のうち、間氷期である事は誰でも知っている。

間氷期は、氷河時代のうち、氷期と氷期の間に挟まれた、気候が比較的温暖な時期である。現在の完新世間氷期は、約11,700年前に更新世の最後の氷期が終わりを迎えるとともに始まったと言うのが定説である。(約11,700年前というのは本当だろうかと疑ってしまうが)

岩石には酸素が封じ込められている場合がある。世界各地の比較的年代が確かな地層の岩石に封じ込められた酸素の同位体比によって、かなりの精度で当時の気温を推定できる。そのようにして復元された過去の地球の気温データのグラフがこれだ。

億年というスケールで見ると(私は年の同定には疑問を抱いているが)現在は非常に寒冷な時代である事が分かる。しかし、この億年というスケールはわずか20万年前に生まれた我々ホモ・サピエンスにはほとんど関係ない。ましてや今、生きている人類にはますます関係ない。人類にとって有効な地球の気温変化はさらにミクロスケールである必要がある。

実はこれ以上ないと言えるほど過去の気温の変化を知る正確な方法がある。年縞に含まれる花粉を調べるのだ。。花粉は地中の苛烈な状況をものともせず、現代に遺伝情報を届けてくれるカプセルである。花粉を分析して、その当時の植生が分かれば確実に当時のだいたいの気温を突き止められる訳だ。流石にこれに文句を言う人はそうはいないだろう。

福井県の若狭湾岸の水月湖という湖の年縞堆積物の分析によって非常に精密なデータが得られた。

https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/shizen/nennkou/nennkoukaisetup_d/fil/handbookJp.pdf

これを気温のグラフに変換した場合次のようなグラフが得られた。

もはや、一目瞭然ですが現在地球が温暖化しているとされる現象があるとすれば、氷期が終わったためなのだ。また氷期と間氷期のサイクルが約7万年である事も推定出来る。

ここでグリーンランドの氷床に閉じ込められていた酸素の同位体による気温予測と水月湖の年縞堆積物に含まれていた花粉による気温の変化を比べてみよう。もちろん、緯度が全然異なる事を考えに入れて比較してほしい。

人によって捉え方は様々だがかなり見事な相関があると私は思う。少なくとも今から4万年前から2万年前に氷期があった事やその後、間氷期に入った事は見て取れる。もちろん、グリーンランドは北極に近いので、温度も低く、温度変化も小さくなっている。

さて、このデータには肝心の気温が記されていない。そこでこのデータを元に大体の気温の変化を調べてみる。氷期の平均気温が気温が今より10度低かったという事を考えて気温をつけ加えてみる。これは福井県の水月湖のデータなので仮に福井県の年平均気温を当てはめてみる。

仮に7万年周期で気候変動を繰り返すとすると、

およそこのような将来が予想される。つまり現在から6万年かけてゆっくりと年平均気温が5.6まで下がっていくと考えられる。また現在から1万年後は2度平均気温が下がるという事だ。単純計算すれば、1年で0.02度下がる事になる。どうやら地球寒冷化はさほど心配する事でもなさそうだ。

過去の記事を参照して欲しいが、確かに18世紀頃から気象学が発展し、温暖化が記録されているが、それは断じて二酸化炭素のせいではない。一番大きな可能性はこの自然由来の気候変動だ。後もう一つ大きいのは気温の計測環境が変わった事である。現在は都市部の気候データが当然反映されている。都市部の気温はヒートアイランド現象で高くなる。それ以外の地域でも人間の活動しているエリアで測定すると排気ガスや冷房の室外機など様々な作用で測定される気温は高くなる。しかし、人間の活動していないエリアでの平均気温はもはや上昇していないのだ。その証拠にバルーン測定や衛星測定では2000年以降は地球の平均気温は変動していない。

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