小泉進次郎氏がCOP25でヘタレな演説するくらいなら日本も中学生にさせた方がマシだというお話(2)

ところが、石炭による火力発電は、CO2や大気汚染原因物質であるNOx(窒素酸化物)、SOx(硫黃酸化物)を排出するという課題があります。そこで、この問題を緩和できる存在として登場したのが、石炭ガス化複合発電(IGCC:Integrated coal Gasification Combined Cycle)です。IGCCは、固體である石炭をガス化することでガスタービンで発電し、その廃熱でさらに蒸気タービンで発電する、高効率な複合発電を行うことでCO2等の排出を抑制。従來の火力発電では利用に課題があった低品位の石炭活用も容易になることから資源の有効活用の面でも高く評価される技術です。

三菱重工のIGCCは、発電用として送電端効率が高い空気吹きガス化技術を世界で初めて成功した純國産技術に基づくもので、既存の超々臨界圧微粉炭火力に比べ効率が10~20%向上するなど、経済性をさらに向上させています。

さらに言うと日本にはCCSという技術もあるのです。CCS とはCO2回収裝置の事です。日本はCO2による地球溫暖化は噓だと突っぱねるのではなく、対策もしています。CO2による地球溫暖化説が噓だとしても、大気の組成はなるべく変えない方がいいし、これからも世界で二酸化炭素が排出されるとすれば、その権利は発展途上國にこそあるはずです。

IGCCにより石炭火力による発電効率は向上し、CO2の抑制に一定の効果をもたらします。また、貯留に関する慎重な検討がなされました。CO2を回収するCO2回収•貯留(CCS:Carbon dioxide Capture and Storage)技術を組み合わせることで、いっそうのCO2排出を抑えることが可能になります。石炭火力のCO2回収方式としては、石炭燃焼排ガスからCO2を回収するポストコンバッション方式と、燃焼前の燃料ガスからCO2を回収するプレコンバッション方式があります。IGCCは燃焼前の加圧時にCO2が高濃度になり、少ない処理ガス量で効率的にCO2を回収できます。

また、CO2の貯留方法としては、地中の石炭層や帯水層•油田等に貯留する地中隔離や、海底に貯留あるいは海洋に溶解•希釈する海洋隔離などが検討されています。 三菱重工は、ポストコンバッション方式では世界の5プラントへCCSを納入した実績を持ち、プレコンバッション方式ではオーストラリアのZeroGen社が進めるCCS機能を備えたIGCC設備の建設プロジェクトに三菱重工が參畫することで合意しています。

ただ、地中へのCO2の貯留は地震の原因になる可能性が恐れられています。いずれにしろ地球の二酸化炭素は280PPMから400PPMになっただけ。地球の歴史の中では二酸化炭素濃度1200ppmだった時もあり、人類は立派に生き延びているし、なにせ、植物は1200ppmくらいが一番育つのだからなんの問題もありません。むしろ1200ppmで植物がかつて地球に二酸化炭素濃度1200ppmの時代があった証拠の一つと言えるかもしれません。

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