二酸化炭素地球温暖化論争はもう決着している〜地球はもう温暖化していない(3)

意外に確かな気球気温測定

地表温度測定が苦戦する中、非常に安定的に正解なデータを提供してもくれるのが気球気温測定です。気球での測定となると地上と比べて圧倒的に観測点の数が少なくなるだろうと思われるでしょうが、まさにその通りです。しかし、対流圏中層は地上に比べて圧倒的に広い範囲で気候が安定しているので観測点の数が少なくても正解に測定できます。それに地上と海上で測定方法を変える必要もありません。

気球による気象観測を一般にラジオゾンデといいます。ラジオゾンデは、上空の気温、湿度、風向、風速等の気象要素を観測する気象観測器です。 気象庁では、ラジオゾンデをゴム気球に吊るして飛揚し、地上から高度約30kmまでの大気の状態を観測しています。

ラジオゾンデによる高層気象観測は、世界各地で毎日決まった時刻(日本標準時09時・21時)に行われており、気象庁では、全国16か所の気象官署や昭和基地(南極)で実施しています。

衛星による気温測定

もう一つの気温の測定方法は気象衛星によるものがあります。衛星による気温の測定は始まった当初、問題が山積みでまるで正確さに欠けていました。問題点は次のような物があり、二酸化炭素地球温暖化論者は現在でも同じ理由で衛星による気温測定はあてにならないとしています。ところがこれらの問題はとっくに解決しているのです。

・軌道減衰: 地球の軌道上を周回する衛星は、常に同じ高さを移動しているわけではなく、時間の経過に伴ってその高度は下がってきます。その過程はすべての衛星で同じわけではありません。高度を調整できる能力を持つ衛星もありますが、ほとんどの衛星がその機能を持っておらず、キャリブレーションやデータの補正を困難にさせています。

・計器本体の温度の影響: 衛星に積載されている計測器も外部からの影響を受けます。太陽エネルギーを受けた計測器本体の温度の変化が、大気からの放射線を読む能力に影響を与えるといわれています。

・昼行性漂流(Diurnal Drift): 正午ちょうどに通過しなければならない地点にずれが生じる(毎日必ず同じ時間に同じ地点を通過しなければ正確なデータは計測できないのに、実際はずれている)ことで、観測データに狂いが生じます。

これらの衛星は正確名気温を測定できないという主張はもう完全に崩れています。実際には、衛星のセンサーは放射された電磁波によって温度を測定します。これは、医師が耳体温計を使用して体温を高精度に測定するのと同じ方法です。大気中の酸素はマイクロ波を放出し、その強度は酸素の温度、つまり大気の温度に直接比例します。

軌道減衰はレイヤー社製気温観測計(LTまたはLower Troposphere)の以前のバージョンでは、これは問題でしたが、ほぼ20年前に簡単に修正されました。レイヤー社製気温観測計(MT)に計測できない程度の微小の影響しか与えないため、無意味な主張です。

昼行性漂流についても繰り返しになりますがますが、このエラーはレイヤー社MTで解消されています。

そんな事を言っても本当に改善されたかなどうかわからないじゃないか?と言われるでしょう。ごもっともです。でも衛星で気温観測出来る事はもう証明されているのです。

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