フェアトレードタウンはどのようにフェアトレードを推進出来るのか?(1)

フェアトレードと一口に言いますが、大きく分けて国内向けと国外向けがあると思います。国内向けのフェアトレードにはどのような物があるでしょうか?

例えば虫食いのある野菜や形が悪い野菜、これらは実はスーパーで売られている農薬のたっぷりかかった安すぎる野菜より、私ははるかに価値があると思います。例えば虫食いのある野菜や形が悪い野菜を少なくともスーパーのきれいな野菜と同じ値段で取引する。これは立派なフェアトレードだと言えると思います。

どこの県にも強い農産品、弱い農産品があると思います。フェアトレードの重要な要素として地産地消があります。気候条件や耕作面積など様々な要因があって安く農産品を大量生産できる県があります。反面、都市部などで不利な条件で、狭い耕地面積で多品種生収量栽培に取り組んでいる人たちがいます。こういう人たちが地元で作った農産品を得る場合フェアトレードマークをつけて良いのではないでしょうか。

一時期、無農薬野菜、減農薬野菜と言う表示が横行した時期がありました。無農薬野菜、減農薬野菜と言う表示で普通に農薬を使って作られている野菜が販売されているということが多発したのです。品種によりますがそれだけ農薬を使わないで野菜を作る事は難しいのです。

事態を重くみた農林水産省は無農薬野菜、減農薬野菜という表記ではなく、特別栽培農産物という新しい表記をうみ出しました。

特別栽培農産物の生産の原則として、

「農業の自然循環機能の維持増進を図るため、化学合成された農薬及び肥料の使用を低 減することを基本として、土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させるとともに、 農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した栽培方法を採用して生産するこ と」が定められています。

なお、この生産の原則の中の「自然循環機能」とは、農業生産活動が自然界における 生物を介在する物質の循環に依存し、かつ、これを促進する機能をいいます。

2.特別栽培農産物とは、この生産の原則に基づくとともに、次の二つの要件を双方満た す栽培方法により生産された農産物をいいます。

(1)当該農産物の生産過程等における節減対象農薬の使用回数が、当該農産物の栽培地 が属する地域の同作期において当該農産物について従来から慣行的に行われている使 用回数の5割以下であること

(2)当該農産物の生産過程等において使用される化学肥料の窒素成分量が、当該農産物 の栽培地が属する地域の同作期において当該農産物について従来から慣行的に使用さ れる化学肥料の窒素成分量の5割以下であること

何を言いたいかと言うと特別栽培農産物はフェアトレードマークを貼ってもいいのではないかと言う事です。


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