フェアトレードタウンはどのようにフェアトレードを推進出来るのか?(3)

フェアトレードマークについてはすでに国際基準がありますが、国際基準を守った上で地域でオリジナルのフェアトレードマークを作ることが許されています。その際にあなたの基準を付け加えることができるのです。現在日本のフェアトレード商品のを判断の基準は日本フェアトレードフォーラムによって定められています。私はこの辺はもっと厳密にやる必要があると思います。私は日本フェアトレード協会を作り、様々な人達で議論をして、今ある基準をさらに深化して日本独特の基準を作りジャパンフェアトレードマークを作ったら良いと思います。このフェアトレード商品の認定こそがフェアトレード活動の肝と言えるでしょう。どんな商品をフェアトレード商品に認定するのか、どのように公平性を期するのか、大学などの研究機関との連携が必要になってくるでしょう。

では、ここからまた熊本の事例に戻って、フェアトレードタウンがどのようにフェアトレードを実現できるのか実例を通して考えてみたいと思います。

明石祥子さん達は自分たちの力が及ぶ範囲で少しでも市民にフェアトレードを知っていただく、という目的を見失わないよう心がけたそうです。

ここら辺がフェアトレード活動の難しいところであり、またフェアトレード活動が日本その物をも変えてしまうほどの力を持っている理由です。すなわちフェアトレード活動というのは、市民から初めて国民、最終的には全世界の人々の価値観を変えると言う活動なのです。価値観が変わることによって世界が変わるのです。価値観が変わるためには知識が必要です。この知識と価値観を活動しながら同時に広めていく必要があるわけです。フェアトレードタウンにはそのような強力な仕組みがあります。

カフェはちどりからは、たくさんの若い人たちが羽ばたいていきました。フェアトレードタウンを実現するには、フェアトレード産品を購入ないし、飲食できる店が身近にあって、多くの市民が容易に親しみ、フェアトレードの意味を知って共鳴·共感するようになることが欠かせません。

つまり、知識、価値観だけでは片手落ちであり、実際にフェアトレード活動を実現するためにフェアトレード産品を購入ないし、飲食できる店が身近になければならないわけです。これは車の両輪のような関係だと思われます。

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