そしてもう一つ注目すべきなのが、もはや日本とドイツのGDPには大差ないと言うことです。現在のEUの体制ではEU内の富がドイツにどんどん流れ込む仕組みになっています。まさに破竹の勢いでしたがイギリスのブレグジットによってEU内部にかつてから存在していた問題がどんどん表面化しています。EU、およびドイツは今後緩やかに低成長局面に入っていくだろうと予測します。
さらに国民一人当たりGDPを見てみましょう。
1位 ルクセンブルク $114,234
2位 スイス $82,950(金融)
3位 マカオ $82,387(カジノ)
4位 ノルウェー $81,694(実は石油)
5位 アイルランド $76,098
6位 アイスランド $74,278
7位 カタール $70,779(石油)
8位 シンガポール $64,041(金融)
9位 アメリカ $62,605
10位 デンマーク $60,692
11位 オーストラリア $56,351
12位 スウェーデン $53,873
13位 オランダ $53,106
14位 オーストリア $51,509
15位 フィンランド $49,845
16位 サンマリノ $48,946
17位 香港 $48,517(金融)
18位 ドイツ $48,264
19位 ベルギー $46,724
20位 カナダ $46,260
21位 フランス $42,877
22位 イギリス $42,558
23位 イスラエル $41,644
24位 ニュージーランド $41,266
25位 アラブ首長国連邦 $40,711(石油)
26位 日本 $39,305
日本は26位で先進国の中ではかなりの貧乏国である事が分かります。貧乏である上に労働環境も先進国の中では大変悪いので、幸福度も大変低くなっています。
石油、金融、カジノという反則技を外してみると
1位 ルクセンブルク $114,234
2位 ノルウェー $81,694
3位 アイルランド $76,098
4位 アイスランド $74,278
5位 アメリカ $62,605
6位 デンマーク $60,692
7位 オーストラリア $56,351
8位 スウェーデン $53,873
9位 オランダ $53,106
10位 オーストリア $51,509
11位 フィンランド $49,845
12位 サンマリノ $48,946
13位 ドイツ $48,264
14位 ベルギー $46,724
15位 カナダ $46,260
16位 フランス $42,877
17位 イギリス $42,558
18位 イスラエル $41,644
19位 ニュージーランド $41,266
20位 日本 $39,305
北欧は
2位 ノルウェー $81,694
3位 アイルランド $76,098
4位 アイスランド $74,278
6位 デンマーク $60,692
8位 スウェーデン $53,873
9位 オランダ $53,106
11位 フィンランド $49,845
という風に北欧が大変豊かである事が分かります。まずこの事実はしっかり受け入れる必要があります。それで日本では一時期北欧神話が起こりました。北欧の教育は最高。北欧諸国は税金は高いが充実した福祉が存在し、経済は概ね堅調でしかも労働時間が短く、民主的で腐敗の少ない政府を持ち、そのうえ、シンプルでオシャレな家具が溢れる地上の楽園。これは部分的に正しく部分的に正しくありません。詳しくいうと長くなるのでそのうち特集でやるとしてこれは断言しますが、日本の教育水準はそれ程北欧に劣ってはいません。
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