ESD、SDGsを進める上で必要不可欠な地球の許容量という考え方について(1)

地球が人類を養う能力には限りがあります。地球が生産できる食物、地球の天然資源、地球が浄化できる汚染物質全てに限りがあります。

もっとはっきり言えば、地球上で生きる事が出来る人類の数には限りがあります。おそらく持続可能な全地球の適正人口は50億人程度でしょう。現在、地球の人口は70億人、2050年には100億人になると推計されています。国が人口維持するためには出生率すなわち1夫婦あたりの産児数が2.2人以上である必要があります。すべての先進国は出生率が2.2をだいぶ下回っていますので、緩やかに人口が減少していきます。ほんとに緩やかならば良いのですが、場合によっては急激な人口減少が見込まれる場合もあります。そうなると年金や健康保険といった社会システムが崩壊してしまう可能性がありますので、人口減少が緩やかになるように子育てのしやすい環境を作ったり、ある程度の移民を受け入れたりという措置が必要になってきます。

逆に発展途上国は人口爆発の危機に見舞われています。「人口爆発」とは人口が急激に増えることです。定義があるわけではないのですが、 100年で人口が2倍以上になれば十分に人口爆発です。

人類の歴史 300万年のうち、ほとんどは人口が安定していたと考えられます。ところが、約1万年前に人類が農耕を覚えてから、徐々に人口が増え、産業革命以降さらに加速されました。

西暦元年には 1億人だった人口が1000年には2億人、1500年には5億人、1900年には15億人、そして現在70億人と爆発的に増加しています(2011年10月現在)。今も、1秒に3人、1時間に1万人の赤ちゃんが地球のどこかで生まれているのです。

人口爆発をしている国は、インド、ソマリア、エチオピア、東南アジア諸国、アフリカ諸国

…と貧しい国、途上国がほとんどです。このため、一般的には「貧しいから」「教育が不足しているから」「避妊を知らないから」と考えられています。本当はどうでしょうか?

例えば、人口が増える前は豊かだったのでしょうか?自然界では貧しくなれば(食べ物がなくなれば)生物は滅びるのが普通です。人間だけが例外で貧困になればふえるのでしょうか?この人口爆発の原理は非常に難しくて、私の理解している範囲ではまだ完全に仕組みが解き明かされていないと思います。

地球を救うキーワードは「自給自足」「地産地消」です。先進国も発展途上国もどちらも「自給自足」を行い、食料自給率を上げるのです。これが地球を救う唯一の方法です。なぜなら人間が生きるのに1番必要なものは食物であり、その食物を遠隔地から運ぶということは、必ずエネルギーのロスが生じるからです。まずは自分の国で自分の国が必要な食料を贖う。これこそが全人類が生きる道です。今現在は工業製品などより付加価値の高いものを作り、より付加価値の高い製品を作っている国が国力が強く豊かになっています。これは豊かな国が貧しい国から食料を奪い取っている行為に他なりません。まずはすべての国が食料自給率100%を目指す。その余力で第二次産業第三次産業へと進んでいくべきなのです。

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