総力特集 SDGsとESDをうまく繋げるためのESD理解〜ESDのもう一つの側面、社会教育(2)

続いて1949年に制定された社会教育法では、「国及び地方公共団体」が果すべき役割をより具体的に規定しています。また「社会教育」とは、「学校の教育課程として行われる教育活動を除き、主として青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動(体育及びレクリエーションの活動を含む。)」と定義され

ています。しつこいですが繰り返すと青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動となります。

公民館と言えば町内会がセットになってくるでしょう。例えば私が家を建てている地区では、公民館が町内活動の核となっています。 公民館長をはじめとして、副館長、 各部長がそれぞれ役割を分担して運営されており、それに5~10世帯 程度の班が約40近くあります。班長は1年交代の輪番制です。ほとんどの町内会・自治会等では、班長・区長は輪番制が 多いことと思います。  班長は月1回の審議委員会(班長会)に出席して町内・ 公民館行事のスケジュールや町内会費の集金、市からの連絡事項や回覧板、町内に配布する「広報紙」を預かってきます。そして、回覧板をお隣に回し、 広報紙を配ります。

最近では「町内会等への加入にメリットがないの で入らない」と考える人が少しずつではありますが 増えていると感じます。昔と違って、国民が多忙化し、精神的ゆとりがなくなっています。そのような中では町内会活動は負担であるというのが偽らざる実感だと思います。

いよいよ政府も重い腰を上げ働き方改革が始まりました。もうこれまでのようなひたすら物質的豊かさを追求する社会ではなく、これからは精神的な豊かさを追求する、ゆとりある幸福な社会に日本が変質していくことを私は望んでいます。その時に精神的な豊かさの基盤になるのが地域社会・社会教育だと思います。

そしてその実行部隊は町内会になるでしょう。私が持ち家を持っている町内会に所属した時は、月会費が1500円で今まで所属した町内会で1番高かったので非常に驚きました。さらに町内会長の報酬が年額40万と聞いて、さらに驚きました。しかし、実情を知るにつれそれもやむなしと感じるようになりました。地域では清掃をしなければならないところ、安全対策をしなければならないところ、お祭りなどなかなかに行事が多いのです。これを責任を持って主導するとなるとそれなりの報酬があってしかるべきと感じるようになりました。田舎になるほど町内会の果たす役割は大きいです。また人と人とのつながりが希薄になりがちな現代において、町内会は近くに住む人々のつながりを作ってくれます。

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