私の心からの訴え!SDGsは危機に瀕している。本物のSDGsを目指そう(6)

つまりは有孔虫化石の酸素同位体比が、氷床量の増減に関係しるという仮説に基づいて氷河期を算定しているわけです。私は勉強不足もあって、この仮説についてはやや懐疑的ではありますが、1つの指標にはなると考えています。

次に化学的証拠は、主として堆積物や堆積岩および海底堆積物コアに含まれている化石中の同位体比の変化から得られます。直近の氷期の氷床コアについては、それに含まれる気泡から得られる氷および大気のサンプルから、気候プロキシ(代替指標)が提供されます。重い同位体を含んでいる水ほど蒸発熱が大きいため、より寒冷な環境ではその割合は減少します。これにより温度記録が構築される。しかし、この証拠は同位体比に記録された他の要因によって混乱させられることがあります。

なるほど、これは氷の中に封じ込められた空気を分析すると言う方法でかなり説得力があります。ただ疑わしいのは地球上の放射性同位体の比率がが今と同じだったと言う前提にこの理論は成立しています。しかし1つの指標にはなるでしょう。

古生物学的証拠は、化石の地理的分布の変化から得られます。氷期の間は、寒冷な気候に適応した生物が低緯度地域に分布し、温暖な環境を好む生物は絶滅するか、または低緯度地域でかろうじて生き長らえるかです。この証拠も、次のような要件が整わないと解釈するのは難しいです。まず、堆積物のシーケンスが長い期間にわたり、広範囲の緯度に及び、そしてそれらを容易に相互に関連づけられること。次に、古代の生物が数百万年の間、変化することなく生き延び、それらの生物の温度選好が容易に診断できること。最後に、重要な関連のある化石が発見され、報告されていること。

これらの数々の困難が伴うにもかかわらず、氷床コアと海底堆積物コアの分析は、過去数百万年にわたる氷期と間氷期の存在を示している。これらもまた、モレーン、ドラムリン、迷子石のような、氷河時代と大陸地殻現象との連関を裏付けています。それゆえに、大陸地殻現象は、氷床コアと海底堆積物コアが入手可能な時間範囲よりもはるかに早い時期に形成された地層で発見された、初期の氷河時代の存在を示すもっともな証拠として受け入れられています。

このような統合的な研究から氷河期の存在がかなり確実なものとして現在の学会では受け入れられており、現在は氷期の中の間氷期だとされているわけです。

この意味するところは地球の歴史の中で今よりはるかに平均気温が高い時代はいくらでもあったと言うことであり、生物はその時代をちゃんと生き抜いてきたと言うことです。そういう意味で言えば地球の気温が2度上がったと言うことで大騒ぎするのは非常におかしいと言うことになります。

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