私の心からの訴え!SDGsは危機に瀕している。本物のSDGsを目指そう(5)

その一例を整理してみたいと思います。

1988年に突然、「地球が温暖化する」ということがアメリカから発信され、その年のうちに国連にIPCCという地球温暖化を扱う機関ができるという騒ぎになりました。この地球温暖化という問題を整理してみます。

地球は今、氷河時代で、多細胞生物が誕生してからもっとも気温は低い

現在は氷河時代の中の間氷期にあり、あと1,000年ぐらいは温暖な気候が続くと予想されている。

20世紀に入り、1940年までは温暖、それから1970年まで寒冷、そしてその後、温暖と気温は高くなったり低くなったりしている。

1970年まで寒冷だったので「寒冷化に備える」という研究が行われていた。

1988年にアメリカ議会の上院で「これから温暖化する」という演説が行われた。学会ではない。

その時に予想された温暖化予想温度は、30年たった現在、まったく違っているので、計算は間違っていた。

(引用ここまで)

氷河学的には、地球の歴史の中で、地球上に大陸並みの大きさの氷床が存在している時代を氷河時代といいます。この意味において、現在は、広大な氷床が南極大陸とグリーンランドにあるため、氷河時代(新生代氷河時代あるいは第四紀氷河時代)です。また、地球上に氷床がない時代を温室期というのに対し、氷河時代のことを氷室期という場合もあります。氷河時代の中でも、中緯度地域まで氷河や氷床に覆われるような、特に氷河の発達した寒冷な時期を氷期といいます。氷期と氷期の間の温暖期で、相対的に氷河が縮小した時期を間氷期といいます。

現在は温室期と氷室期のどちらかと言えば、氷室期であり、その中で比較的温暖な間氷期と言うわけです。

氷河時代の存在を示す証拠は主に地質学的証拠、化学的証拠、古生物学的証拠の3種類あります。

地質学的証拠は、岩が磨かれたり削られたりした跡(擦痕)や、そのような侵食作用を受けてきた独特の形状の岩(羊背岩など)、氷河末端や縁辺に堆積した角礫(モレーン)、独特の氷河地形(ドラムリン、氷河谷など)、ティル(氷礫土)やティライト(氷礫岩)等の氷河性堆積物など、様々な形で得られます。しかし、繰り返し起こる氷河時代が、それ以前の氷河時代の地質学的証拠を変形・消去することで、解釈を難しくしています。その上、これらの証拠は正確に年代を特定するのが難しく、初期の学説では、間氷期と比べると氷期は短かっただろうと考えられていました。

次に海底堆積物コアと氷床コアの採取・解析による研究手法が出現しました。氷期は長く、間氷期は短いという、真の状況が明らかになりましたが、それでも現在の理論に到達するまでには時間がかかりました。

海底堆積物コアと氷床コアと言われても素人にはピンときませんが、具体的な例を示すと

第47次南極地域観測隊は、ドームふじ基地での氷床深層掘削において、深さ3000mを超える氷床コアの採取に成功しました。2004年9月、英仏など欧州の共同研究チームが、南極ドームC基地で、過去74万年間に8回の氷期・間氷期の繰り返しがあったことを実証しているのですが、それを超えて過去100万年前まで地球環境変動の復元ができると期待されました。深海底コアからの有孔虫化石の酸素同位体比が、氷床量の増減に関係しているため、さらに古い時代まで寒暖の変動周期が推定されています。

コメント