私の心からの訴え!SDGsは危機に瀕している。本物のSDGsを目指そう(2)

リチウムイオン電池の寿命が切れるたびに新しいリチウムイオン電池を補充しなければなりません。そしてさらにリチウムイオン電池のゴミの山ができることになりますので、そのリサイクルにも莫大なエネルギーがかかることになります。そう考えると、これに関しては私はまだ資産がすんでいませんが、1Kwh60円前後と言うことになると考えられるでしょう。

ドイツが再生可能エネルギー85% を達成しました。この裏にはいくつかのトリックがあります。まず、この取り組みのせいでドイツの電気代は日本の2倍になっています。話がそれるので詳しくはいいませんが、ドイツはEUで最も豊かな国であり、そのおかげでEU圏内のお金がドイツに集まってきています。それでもドイツ経済は最近芳しくありません。その理由の1つが高すぎる電気代です。

さらにドイツは蓄電池に代わるシステムを持っているのです。再生可能エネルギーと言う不安定なエネルギーに頼るためには大規模な蓄電システムが必要である事は先ほど述べた通りです。ところがドイツに国の電力需要を賄えるほどの蓄電システムがあるかというと全くそのようなものはありません。ではどうしているかと言うと、電力が余っているときは周辺国に売り、電力が足りない時は周辺国から買っているのです。特にフランスの原子力発電で作られた電気を買っているのです。再生エネルギー大国ドイツの正体は、原子力発電に頼った国なのです。このトリックを見破らないで、日本がドイツは素晴らしい、ドイツに続けとなると大変なことになります。

脱炭素化の動きが加速するきっかけとなったのは、2015年12月に開かれた気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)です。そこでは、地球温暖化防止の国際的な枠組み「パリ協定」が採択されました。

パリ協定は、産業革命前からの平均気温の上昇を1.5~2℃未満に抑制することを目標にしています。その目標達成のために、今世紀後半には世界の温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることがうたわれているのです。

本当にパリ協定でそのようなことがうたわれているのか確認しましょう。

パリ協定では、次のような世界共通の長期目標を掲げています。

世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする。そのため、できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとる。

このように当初のパリ協定の目標は二酸化炭素の排出量削減でした。ところがいつの間にかその話が温室効果ガス実質排出量ゼロにすり変わったのです。以下の記事をご覧ください。

温室効果ガス実質排出量ゼロを目指す「パリ協定」の運用ルールを決める特別作業部会が、5月、ドイツ・ボンで初めて開かれた。パリ協定は先進国・途上国合わせて196カ国・地域が、地球温暖化防止に向けての取り組みで合意した国際的な枠組み。国ごとの具体的な削減目標や途上国への資金援助を、国際的にどうやってチェックするか、仕組み作りが議題となった。

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