SDGsはトータルデザインの考え方を導入しないと失敗する。(3)

ナショナル・ジオグラフィックから引用してみる。

プリマス大学のリチャード・トンプソン教授は、真の解決法は、まずプラスチックを海に出さないことだと述べる。途上国ではごみ回収システムが整備されていないところも多く、短期的に結果を出すには、ごみ定期回収に力をいれ、リサイクルだけでなく、埋め立て、焼却などでごみの拡散を防ぐしかないとしている。資源エコノミストのテッド・シーグラー氏も同様の考えで、まずプラスチック用樹脂の製造に課税し、それを元手に途上国のごみ回収システムの整備を進めるべきだと提案している。

リチャード・トンプソン教授やテッド・シーグラー氏が指摘している通り、喫緊の問題はプラスチックゴミが海に出る事を防ぐ事なのに誰かがミスリードしているしか思えない。

現在、推定800万トンのプラスチックゴミが海洋ごみになったと推定されている。(Jambeck et al. 2015)

海洋ごみの排出ワースト20位国

1位 中国(882万トン)

2位 インドネシア(322万トン) 

3位 フィリピン(188万トン) 

4位 ベトナム(183万トン) 

5位 スリランカ(159万トン) 

6位 タイ(103万トン) 

7位 エジプト(97万トン) 

8位 マレーシア(94万トン) 

9位 ナイジェリア(85万トン) 

10位 バングラデッシュ(79万トン)

11位 南アフリカ(63万トン) 

12位 インド(60万トン) 

13位 アルジェリア(52万トン) 

14位 トルコ(49万トン) 

15位 パキスタン(48万トン) 

16位 ブラジル(47万トン) 

17位 ミャンマー(46万トン) 

18位 モロッコ(31万トン) 

19位 北朝鮮(30万トン) 

20位 アメリカ合衆国(28万トン) 

海洋プラスチックゴミを減らすという観点で言えば、これらの国をなんとかするというのが一番効果的な方法でプラスチックストローを紙ストローに替えると言う方法は二階から目薬をさすようなものだ。

これらの国からなぜプラスチックゴミが会場に流れ出すかと言うと、ゴミの管理システムが完成していないからだ。ごみが環境中に漏れ出さないように工夫されていないという事だ。

たとえば,ごみ収集車が廃棄物を運ぶとき,普通,ごみが飛ばされないようにカバーがされているべきだ.

ワーストランキングに入る多くの国々ではそうでないことが多く,トラックの荷台にごみをのせ,カバーもせずに走り,ごみが飛ばされる。街中にもプラスチックゴミが多いし、最後は海にたどり着くと言うわけだ。事実、鹿児島県の離島に行って海岸線を調査すると、洗濯の柔軟剤の容器や食器洗剤の容器や様々なプラスチック容器が山のように流れ着いてるは日本製のものはほとんどなく、そのことをほとんどが中国製や韓国(北朝鮮?)製だ。

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