SDGsはトータルデザインの考え方を導入しないと失敗する。(2)

電力というのは本当は1KWh10円で製造されないといけないのに、太陽光発電は最低でも1KWh20円〜25円のコストがかかる。太陽光発電が増えれば増えるほど電気代は上昇する。電気代が上がれば上がるほど、中小企業の倒産は多くなる。日本人の90%は中小企業に勤務している。

そして2040年には、80万トンの廃棄太陽光パネルがやってくる。さあ、太陽光パネルはエコか断じてエコではないと私は断言する。少なくとも2019年現在では、電気代を押し上げ、未来に莫大な負の遺産を残す物でしかない。

太陽光発電は今すぐ止めなければならない。作ってしまったものは使わないとしょうがないが、出来る限りこれ以上増やさないのが望ましい。

もう1つ言えば太陽光発電を増やすと言う事は電力会社は利益を上げるために他にもっと安く発電できるシステムを大量に抱えておかないといけないと言うことになる。それは当然、火力発電が原子力発電になる。太陽光発電は火力発電や原子力発電がなければ成り立たないのである。

ただし太陽光発電に可能性がないわけでは無い事は付け加えておく。今後の技術革新によって製造コストが半額になったり、維持費が安くなったり、発電効率が今の20%から30%位まで上がれば太陽光発電は充分にエコな発電になり得るが、現在のシリコン方式では発電効率は29%が上限と言われている。

今、太陽光発電を例に挙げてトータルデザインの考え方を示した。次に今話題になっているプラスチックストローと紙ストローのトータルデザインについて考えよう。

まず、簡単にプラスチックを紙に置き換えると言っているが、紙が石油同様有限で非常に貴重な資源であることを忘れてはいまいか。何のためにわれわれは今までペーパーレス化を叫んできたのか。森林を守るためであろう。それが昨今急激に海洋のプラスチック汚染が取り沙汰され、ストローが紙に置き換わると言う運動が広がっているがそんな短絡的なことでいいのだろうか?

その前にプラスチックストローの一体何が問題なのかと言うと今、問題になっているのは、海洋汚染、マイクロプラスチックの元になるいう事だが、これは本来起こりえない事なのだ。例えば、マクドナルドで使われたプラスチックストローはそのままゴミ焼却場に運ばれて高温焼却炉で燃やされる。ダイオキシンもでないし、環境負荷言えば、多少二酸化炭素を排出するだけで、海洋汚染にもマイクロプラスチックにも何の関係もない。例外があるとすれば、テイクアウトした環境意識の低い人サーファーが海にポイ捨てする事だが、そんなバカなサーファーは滅多にいないだろう。

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