サステナブルな農業とは何か?〜除草剤はサステナブルなのか(5)

④2017年6月26日:米国カリフォルニア州環境保健有害性評価局(OEHHA)

→ 同州が定めるプロポジション65にグリホサートを発ガン性物質として追加

⑤2018年8月11日:アメリカ裁判所

→ ラウンドアップの業務用製品「レンジャープロ」のジェネリック製品を仕事で使用していた男性が、癌を発症したとして2016年にモンサントを提訴。米裁判所はモンサント社に約2億9000万ドルの支払いを命じた。

引用ここまで

まず、根本的な問題として農業において雑草は制御されなければならないという事です。まず、雑草は作物の養分と水を奪う。そこまではいいとしても、作物の光合成を阻害する点はどうにも見逃せません。

次に農業は作物と寄り添う仕事である。雑草が生い茂って作物の生育状況を把握できなくなる事は非常に良くありません。

最大の問題は機械による収穫の障害になるという事です。

また、現代の肉食文明を支えているのは、遺伝子組換え作物と除草剤の組み合わせによる農法による飼料作物の大量生産であり、この農法を否定しては肉食文明は滅び去るでしょう。大げさではなく、食糧難が世界を襲う事になるでしょう。

さらに言うならラウンドアップは画期的な発明だと言う事です。ラウンドアップは葉から吸収され、雑草を枯らします。さらに、土に落ちると分解されて無害化します。すごい発明ではありますが、盲点があります。ラウンドアップは耐性のある遺伝子組換え作物とセットで使われます。と言う事は作物中にラウンドアップの成分が作物中に残留する可能性が大きいという事です。

私は雑草を枯らすラウンドアップが人体に対して無害であるというのはとても信じられません。つまり、ラウンドアップ+遺伝子組換え作物の農法には致命的欠陥があると言う事です。

あと、考えられるのはラウンドアップを吸収する作物の内部で完全に分解される除草剤に改良する事や毒性のない除草剤を作る事が考えられますが、毒性のない除草剤というのは、毒のない毒、雑草には毒であり、動物には毒でない毒を作る事です。もともとラウンドアップはその発想で作られており、目的は植物の光合成を阻害する事にあります。

しかし、それでも発ガン性が疑われています。

結論として、ラウンドアップ+遺伝子組換え作物の農法は限界がある。しかし、肉食食文明を維持するには必要な物なので、別の飼料作物を大量生産する方法が考案される必要があると言う事です。

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