中国経済は本当に後退するのか


日本では中国経済後退要素ばかりが報じられています。例えばGDP成長率は6%に後退した。米国による中国への高関税による制裁。一帯一路の失敗。(マレーシアやミャンマーの撤退)。高速鉄道の大赤字。需要に対しての2倍近い鉄の生産。

ニュースだけを見ていると中国の没落は目に見えているかのように思えます。しかし、私は全く楽観できないのです。まずはアメリカと中国の力関係です。中国はどんどん力をつけ、気づいてみれば、GDPは日本の2.5倍です。

それに対して(失礼ですが)怠惰なアメリカ人は金融ビジネスで金で金を儲け続け、圧倒的に優位な軍需産業や航空産業で儲け、GAFAのようにアイディアだけで儲けるビジネスつまりは楽して儲けるビジネスばかりしてきました。もはや、アメリカ経済はガタガタです。

トランプは保護貿易をして、必死で国内の製造業を復活させようとしています。この動きは最終的には必ず世界経済に良い影響を与えるはずです。しかし、トランプの意に反してGMなどの大企業はこの機に乗じて増益するためにリストラをしたりしています。トランプ大統領は怒りまくってます。はっきり言ってトランプは最高の大統領です。しかし、想像したくもありませんが、トランプがアメリカ経済の立て直しに失敗し、破れた時に世界はどうなるのか。非常に恐ろしい事です。もし、アメリカと中国の国力が逆転する日が来たら世界は一体どうなってしまうのでしょうか?

中国はアメリカの要請に答えて知的財産権の浸透や、為替レートの人工的操作の撤廃など着実に動いています。他にも中国経済には明るい要素がいっぱいあるのです。例えば、渤海湾天然ガスです。

2007年、渤海湾で今世紀最大規模の油田が発見されました。中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)の親会社、中国石油天然ガス集団(CNPC)はペトロチャイナが中国の渤海湾で確認埋蔵量約30億バレルに達する油田を発見したと明らかにしました。これは、今世紀に入って発見された油田としては世界で最大規模でした。

渤海湾油田の開発は計画より遅れている面がよく報道されました。私は日本のマスコミはなぜこんなに中国を軽く見るのか全く理解できません。中国は恐るべき潜在力を秘めています。

中国国有石油大手3社の一角、中国海洋石油集団の上場子会社である中国海洋石油は23日、2019年の事業計画を発表しました。18年実績で630億元(約1兆円)だった投資額を、19年は700億~800億元に増やします。

19年の石油・天然ガスの生産目標は4億8千万~4億9千万バレル(石油換算)に設定しました。18年実績の4億7500万バレルから着実に増やす予定です。

中国人は粘り強いです。確かに文化的に遅れていたり、国際常識がなかったりするかもしれません。しかし、確実に進歩しています。

対して日本は自民党は一生懸命人口を維持しようとしています。外国人労働者の受け入れもその一環です。ほとんどの人は気にしていません。このまま人口が減少していけば当然GDPも減少します。防衛予算も減少します。今までは毎年莫大な国債を発行して国家予算の赤字を埋めて来ました。これは私独自の理論なのですが、これが出来てきたのは人口が増えてマネーストック(通過供給量)を増やす事が出来たからです。

日本国債は国内で95%持っていて他国に比べて非常に安定しています。しかも、一番国債を持っているのは銀行なので極めて安定しています。それでも、人口が減って、通過の価値が下がり、市中からお金を吸い上げないといけなくなったら。つまり、アベノミクスの逆やる訳です。日本経済の行く末は決して明るくありません。今は外国人労働者がきていますが、すぐに日本より良い労働環境の国がアジアに出てきます。だから、日本は今、外国人労働者の受け入れを一生懸命やって、彼らの事を大事にしないといけません。低賃金で働かせるのは持ってのほかです。デフレの加速にもなります。そして、スマートシティ、AI、ロボットの導入で労働生産性を上げなければなりません。

まとめとして、決して中国を甘くみてはいけません。日本は油断出来るような状況にありません。しかし、今までのように、緊張感を持ってコツコツ頑張れば、日本の生き残る道は十分あるというのが私の主張です。

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